造成中日获得教育机会不平等问题的经济原因的分析和比较

论文总字数：10713字

摘 要

中国方面，高考制度恢复和改革开放以来,随着二元经济不断发展，中国教育规模的不断扩大,城乡居民受教育水平逐年提高,但教育不平等问题并未得到有效改善。城乡、地区、特别是阶层之间的差异对初中、高中和大学三个教育阶段的升学机会等都有着深远的影响。

日本方面，民族单一,社会相对稳定。在经济差异、社会阶层的固定化的背景下、由于学历社会的状况的存在，日本整个社会对最终学历都十分重视。学者普遍认为，是否公平获得教育机会的主导因素是出身阶层（即父母的阶层）。

本文研究的教育不平等（教育格差）主要是指获得教育机会不平等的问题，也就是入学机会的不平等。在理解这一概念的基础上，强调出身阶层的影响力，尽可能多地理解出身阶层及其背后所代表的收入分配和地区差异等经济含义对获得教育机会的影响。比较分析两国在这一过程中的异同点。

关键词：教育机会差异、社会差别化、平等、出身阶层、收入分配

要 旨

中国では、改革開放、二元経済と大学入試制度の回復の発展につれて、教育の規模は拡大し、都市と農村の住民の教育水準は年々高くなっているが、教育格差は改善しなかった。地域、都市・農村、特に階層の差異は中学、高校と大学の三つの教育段階の進学チャンスなどに大きな影響を与える。

日本では、民族は単一で、社会は安定している。経済格差の拡大、社会階層の固定化の背景のしたで、学歴社会と言われるように、最終学歴が非常に重視されている。教育機会に影響する一番の要因は出身階層（親の階層）と考えられる。

本稿研究する教育格差は、主に教育機会の不平等問題である。言い換えれば、進学機会の不平等である。この概念を理解した上で、出身階層の影響力を強調して、機会の平等という視点から、できるだけ出身階層、及び出身階層の後の所得分配、地域、都市・農村などの経済的な意味の影響を理解できるようにした。

キーワード：教育格差、社会格差、平等、出身階層（階級）、収入

目 次

はじめに………………………………………………………………………………1

第一章　教育格差(教育の不平等)に関する概況…………………………………2

1.1 教育格差の定義…………………………………………………………………2

　1.1.1 教育格差とは………………………………………………………………2

1.1.2 経済的な要因………………………………………………………………3

1.2 本稿における「教育格差」と「出身階層」について…………………………3

第二章　出身階層の影響（中）……………………………………………………5

2.1 教育格差の現状-出身階層、都市と農村の関係………………………………5

2.2 家庭の貧富（出身階層）による格差‐高等教育を例として…………………5

第三章　出身階層の影響（日）……………………………………………………9

3.1　教育格差の現状………………………………………………………………9

3.2　出身階層の影響………………………………………………………………9

3.3　出身階層の両親の教育観……………………………………………………10

おわりに………………………………………………………………………………11

参考文献………………………………………………………………………………12

はじめに

中国においても日本においても、教育はいつも重要な話題である。中日は長い封建社会を経て、絶えず様々な要素を結合して、今日のそれぞれの教育システムを形成した。しかし、二つの国の教育には、さまざまな不平等な現状はまだ存在している。読み書き能力は学力へと姿を変え、性別ではなく家庭の持っている経済的豊かさ（経済資本）や文化的環境（文化資本）による学力格差がなお残存しており、更に拡大する兆しを見せている。中日が教育格差という社会問題に関心を寄せている。

1. 　教育格差に関する概況

1.1 教育格差の定義

1.1.1 教育格差とは

教育格差という概念は、中国は教育の不平等と言われる。

一般的に、教育格差とは、生まれ育った環境により受けることのできる教育に格差が生まれることを指す。具体的に、教育の格差とは、個人が人種、性別、社会、経済的出身階層などの属性によって、教育を受ける機会は差別があるので、違う学歴、到達階層などをもたらすという教育状態である。しかし、学問研究における教育格差の定義は様々である。

中国の『教育大辞典』によると、教育機会平等とは、１）入学チャンスの平等或いは入学差別待遇無し、2）教育を受ける過程における平等、3）学業成功のチャンスの平等、4）チャンス平等の原則とは物質、経済、社会或いは文化の最低階層にいる者ができるだけシステムを通して補償を獲得すること、5）知識の獲得だげでなく技能の獲得の面のチャンス平等などを指す。(顾明远, 1992:413)

スウェーデンの学者のTorsten Husenの考え方では、教育チャンス平等には起点の平等、過程の平等、結果の平等という三つの段階がある。起点平等とは、入学チャンスの平等であり、誰でも教育を受ける権利を有している。過程平等とは、教育条件の平等である。結果平等とは、学業成功のチャンスの平等を強調する。(刘欣,2008:45)

教育格差に関する研究が進むに伴って、教育チャンスの平等に対する学者の定義はだんだん一致するようになった。一般的に、教育チャンスの平等には、三つの部分を含んでいる。即ち、起点の平等、過程の平等、結果の平等である。これは、Torsten Husenの考え方と類似している。

1.1.2　経済的な要因

以下は教育格差が生じる三つの要因を挙げて説明する。

親の所得による格差（出身階層）

出身階層とは、その個人が生まれ落ちた家族が所属している階層である。赤ん坊や子供は当然無職で、自らの職業によって、階層を定めることはできない。そこで自立するまでは代わりに、親（多くは父親）と同じ階層に所属していると見なれる。（平沢,2014:5－6）

平沢和司の経済仮説によれば、父親や世帯全体の所得が高い家庭、塾などの有償の学校教育を受けさせやすいので、子供の成績が高まるとともに、大学進学に伴う多額の費用の負担が悪くても入学難易度の低い大学や学力試験を課さない専門学校などへ、子供を進学させる経済的な余裕がある。（平沢，2014：130-133）親の年収によって大学進学率に大きな格差があることが明らかになった。つまり、子供の受ける教育や進学率が、親の所得差によって影響される。

地域の貧富による格差

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