关于中学语文教育的中日对比研究 —以鲁迅的《故乡》为例—

 2023-07-22 13:18:08

论文总字数:9316字

摘 要

鲁迅不只是中国伟大的作家,甚至是日本乃至世界都是享有盛名的文学作家。中国学生至今仍在学习鲁迅的作品,感受他的文学魅力。这其中的小说《故乡》也被收录在中日的初中教材中。随着中国的初中语文教育的改革,中国的初中教育也渐渐从以前的“教师中心”转变为“学生中心”,本论文以中日共通的教材中的“故乡”为例,来比较分析中日初中语文课堂教学的的异同点。希望能够通过比较发日本两国优秀的教育方法,对中国的初中教育提出一点合理的建议。

关键字:中日,教育,比较,鲁迅,故乡

目 次

謝辞 I

要旨 II

摘要 II

1 はじめに 1

1.1 研究の動機及び目的 1

2 授業活動に関する比較 2

2.1中国の場合 2

2.2日本の場合 3

3中日の学習指導案の比較考察 5

3.1共通点 5

3.2相違点 6

4 アンケート調査から学習者の読みの異同 7

4.1 「故郷」そのものについて 7

4.2 人物の読み取りについて 10

4.3まとめと課題 12

5 おわりに 13

参考文献 15

1 はじめに

1.1 研究の動機及び目的

 中国の中学国語教材の中で、魯迅の作品は、昔から現在まで、ずっと重要な役割を果たしている。魯迅の作品は中国近代社会の様子を反映しているだけでなく、人間の哲学と人間性も描かれている。深奥な思想が含まれているのである。教材に出る頻度から見れば、魯迅は間違いなく、中学の教師と学習者にとって、一番知られている人であることがわかる。ところが、多くの教師にとって魯迅の作品を教えるのは難しいようで、多くの学生にとって魯迅作品の勉強は課題も多そうである。長い時間にわたって、魯迅の作品の読みと読解性は完璧に統一していないのである。しかも魯迅は、ある教師やまたある学習者にとっては知っているような知らないような存在である。      一方、日本と中国は昔からずっと一衣帯水の友好的な近隣国である。魯迅の作品「故郷」は中国の中学教材にだけでなく、日本の中学教材にも収録されている。日本の教育界は、どういう風に「故郷」を解読しているのであろうか。本論は、中日の教員が作成した「故郷」の指導案を分析比較して、両国ではどのような指導が行われているのかを考察する。次に、アンケート調査を通して、両国の学習者の読みの相違を比較する。それに踏まえて、両国の国語教育との関わりを考察、検討してみたい。

2 授業活動に関する比較

2.1 中国の場合

教学の目標

  1. 対比、重複などの手法によって、小説の主題を表す方法を勉強する。
  2. 細かいところの描写、動作、言語、外貌描写などによって、人物性格を分析する。
  3. 魯迅が労働人民に対する同情と旧世界を改革悲願と新しい生活を創造する決心を理解する。

前書き

皆さん、人生は流浪だとすると、その旅には、捨てられないのは故郷への未練ではないでしょうか、「月といったら、やはり故郷のが一番だ」、故郷への感情はもう身にしみました。いろいろ経験した魯迅先生もそうでしょう。活発で趣がある「百草園」や古くて面白みがある「三味書屋」などを通じて、魯迅先生が故郷への感情は「好き」、「懐かしい」ではなくてなんでしょう。1919年、魯迅先生は故郷に帰って、家を売って、家族を連れて、北京へ行きました。この度の別れは彼にどんな体験をさせましたか。では、一緒に「故郷」を勉強して、作者の感情を体験しましょう。

第一時

1前の授業が終わった時、クラスを6組に分けて、宿題を配る。

 第1、2組:できるだけ魯迅に関する資料を集める。(魯迅が生活した社会背景、代表的な作品、「故郷」を書いた社会背景など。)

 第3、4組:小説の常識に関する資料を集める。(小説三要素、人物を描く方法など。)

 第5、6組:「故郷」に出てくる難しい漢字を集める。

2授業の時は、まず、生徒に「授業」をさせる。(先生はそばで見て、不足部分を補充し、違った部分を訂正する。生徒の積極性を肯定し、労働成果を褒める。)

3次の授業の宿題を配る。

 第1、2組:閏土の前後対比表を作る。(外貌、行動、会話などから。)

 第3、4組:楊おばちゃんの前後対比表を作る。(外貌、行動、会話などから。)

 第5、6組:この劇を演じる。

第二時

 1皆さんが準備した内容を発表させて、劇を演じさせます。

 2学生を指導して、人物を評価する。

 3閏土と楊おばさん変化の原因を探究する。

 4「私」は閏土と楊おばさんに対するそれぞれの態度の探究。」

 5次の授業の宿題を配る。

「私」という人物をめぐって、主旨を探求する。そして、わからない部分や教材や作者に対する質問を提出する。

第三時

1文章を深く理解するために、生徒に討論させます。

2生徒を指導して、主題を究明する。

3この小説から学べる作文技巧をまとめる。

4宿題を配る。

 水生と宏児はどんな将来があるか。想像して、書いてみる

この学習指導案から、「故郷」という授業で、「グループ学習,師弟共同学習」という新しい授業の形式が提案されたことになる。調査によると、この授業の形式は、現在中国の多くの中学校で採用されている。授業の主体者は、「教師」から「学習者」に移っていることが分かる。以前の授業では、多くの教師が、魯迅の基礎的・基本的な情報、原籍、ペンネームをはじめ、原名から代表的な小説集、エッセイ集、などの資料まで収集していた。その後、授業に際しては、学習者に知識を注入し、ノートに書かせたうえで、難しい漢字を黒板に書き、試験に出る可能性の高い情報を予測して学習者に教え込み、覚えさせる。

 つまり、教師は、自分中心に授業を進め、学習者はただ黙ってそれを受け容れればよかったわけである。ところが、この指導案から分かるように、授業は明らかに学習者中心へとシフトし、変貌を遂げているのである。もちろん、教師は学習者の傍らで状況を見るだけで、連続して話し続けるわけではない。逆に学習者が教える立場、つまり「教師」になったのである。学習者は自分なりの任務・責任があり、全員が授業の推進者・主体者になったわけである。学習指導案を作成する際、「全員参加」を念頭に置くとともに「学習者中心」への配慮が強く求められているのだといえる。

2.2 日本の場合

指導目標

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