论文总字数:10446字
摘 要
日语中的复合动词数量庞大、形式多样,是日语学习过程中的一个难点。复合动词是由两个单个的词结合而成的,在句子中作为一个新的词被独立使用,其结合方式独特,新词的发音、词义相对于单个词来说也会产生一些变化,这都源于日语复合动词的独特性。本文第一章介绍了本探究的目的及意义,第二章介绍了复合动词的概观,第三章从组合、发音、词义的角度介绍了复合动词的特征,第四、五、六章分别从三个角度,分析了日语动词的产生背景,它们是:
1、日语复合动词的语言背景——黏着语
2、日语复合动词的文化背景——有终之美的美意识
3、日语复合动词使用的便利性
本文的重点在于从以上三个角度探究日语复合动词的产生背景,总称为对日语复合动词的起源的探究。
关键字:日语复合动词;复合动词的特点;产生背景;起源探究
目 次
謝辞 I
要旨 II
摘要 III
1 はじめに 1
2 複合動詞の概観 1
2.1 先行研究 1
2.2 複合動詞の定義 2
2.3 複合動詞の分類 3
3 複合動詞の基本的な特徴 3
3.1 組立方式 3
3.2 複合動詞の濁音化と音便現象 4
3.3 複合動詞と単純語1・単純語2の間の意味関係 5
4 膠着語にみる複合動詞 7
4.1 膠着語について 7
4.2 複合動詞の中の活用 8
5 有終の美の美意識にみる複合動詞 10
5.1 有終の美の美意識 10
5.2 複合動詞の中の有終の美 10
6 複合動詞の便利さ 11
7 おわりに 13
参考文献 14
1 はじめに
本論文を始めるきっかけは、ある日、筆者が教科書を勉強した時に、一連の複合動詞に会った。「取り付ける」、「繰り上げる」、「買い上げる」こういうような動詞である。
そして、私後で資料を調べって複合動詞が膨大な数を持っていることを知っていた。『例解国語辞書』には動詞の数は4,622で、その中の1,817が複合動詞で40%の割を占めることである。『複合動詞資料集』によると、複合動詞が7000語を上回る莫大な数を持ち、独自の文法の特徴、語彙の特徴、意味的特徴なども持っていることが分かる。従って、複合動詞についての研究は以前から絶えることはない。現在には多くの研究者がさまざまな角度から複合動詞の真象に迫ろうとしていた。なぜならば、それを探求する必要があると考えられるからである。
では、数の多い複合動詞がいったいどうやって発生してきただろうか。筆者はそれについて、日本語の言語背景、日本民族の美意識と複合動詞の便利さという三つの方面から探求した。この探求で、日本語科の学生にとって難しい複合動詞の勉強が少しでも楽になることができるようになりたいである。
2 複合動詞の概観
2.1 先行研究
複合動詞の研究は早くて20世紀50年代末から初めて、その時期はまだ複合動詞に具合的な統一の定義を与えていなかった。研究は大体複合動詞の沿革と古日本語の複合動詞の特徴を中心に行われていた。70年代になると、複合動詞についての研究は多くなって、大体に国語学、日本語学の角度から、現代複合動詞を対象に、構造と意味によって分類するという研究である。20世紀90年代になって、複合動詞の研究は多様化になって国語学と日本語学の他、対照語学には研究もを行いた。言語学の研究には影山太郎、松本曜、由本陽子が主な学者として、複合動詞の分類と単語の結合原理について新しい視点から説明した。
特に、影山太郎が提出した複合動詞の分類説は現在複合動詞分類の代表として多くの研究者に引用することとなっていた。簡単に紹介すると、影山太郎(1993)は単語と単語の結合方式で複合動詞を「語彙的複合動詞」と「統語的複合動詞」に分類した。後者は「話し始める」「働きすぎる」のような補充関係の複合動詞で、一つの単語がもう一つの単語の主語・目的語になることができる。例えば、「話し始める=話すことを始める」「働きすぎる=働くことがすぎる」のようなものである。前者はこういう特徴がいなくて、「奪い取る」「引き抜く」のような複合動詞である。
また、寺村秀夫は二つの単独の詞は複合動詞になると、自らの意味を保つかどうかによって、影山太郎よりもっと具合的に分類した。
① 自立語+自立語 → 呼び入れる、握りつぶす
② 自立語+付属語 → 呼びかける、言ってみる、べどつく
③ 付属語+自立語 → 振り向く、差し出す
④ 付属語+付属語 → 取り持つ、腰掛ける
自立語は複合した後自らの意味を保つ単独の詞ので、付属語は複合した後自らの意味を保たない単独の詞であることである。
筆者が本論文で探求しろうとおもうのは、新しい視点で、複合動詞の起源である。
2.2 複合動詞の定義
複合動詞の定義について、筆者は辞書を引いて調べった。
①二語の複合によってできた動詞。『大詞林』
②本来独立して用いられる単語が二つ結びついて出来上がった動詞。『広詞林』
③もともと単独でも使われる二つ以上の単語または語幹が結合して一語の動詞となったもの。『国語辞典』
以上の解釈によって、複合動詞は一つの動詞として文中に用いられることが分かる。そして、複合動詞の結合方式について規則があるから、つまり「単独で使う二つの動詞を一定の規則によって結合して一つ動詞としての意味·用法を持つもの」と思う。
注:この論文では、単独の動詞と他の要素は、単純語と呼ばれて、前後順位でそれぞれ単純語1と単純語2と呼ばれている。
2.3 複合動詞の分類
複合動詞は組立られる形態素によって四つの種類に分類できる。
① 動詞マス型+動詞 → 持ち上げる (89%)
② 動詞テ型+動詞 → 持って行く (3%)
③ 名詞+動詞 → 腰掛ける (6%)
④ 副詞/擬態語+動詞 → べとつく/いちゃつく(2%)
そして、筆者が『複合動詞資料集』によって、この四つの種類は総数に占める比率はそれぞれ89%、3%、6%、2%になっている。
3 複合動詞の基本的な特徴
複合動詞の特徴は多くの研究者にいろいろの角度から研究したけど、筆者は「組立方式」「複合動詞の濁音化と音便現象」「複合動詞と単純語1・単純語2の間の意味関係」という三つの方面から複合動詞の基本的な特徴を説明したいと思う。
3.1 組立方式
複合動詞の形態によっては組立方式が違って、筆者は具合的に次の表を整理した。
形態 | 例 | 単純語1 | 単純語2 | 組立方式 |
動詞マス型+動詞 | 持ち上げる | 持つ | 上げる | マス型 |
動詞テ型+動詞 | 持って行く | 持つ | 行く | テ型 |
名詞+動詞 | 腰掛ける | 腰 | かける | 直接結び |
副詞/擬態語+動詞 | べとつく | べとべと | 付く | 省略した後結び |
表からみると組立方式は四つがあることである。動詞と動詞が組み立てる時は、単純語1を「マス型」或いは「テ型」に変更して単純語2と結びつけることで、名詞と動詞の場合は直接結合し、副詞/擬態詞と動詞の場合は、副詞/擬態詞の一部を省略してから単純語2と結びつけることである。
3.2 複合動詞の濁音化と音便現象
濁音は清音に対して、ガ・ザ・ダ・バ行音とそれらに対応する拗音である。濁音化は清音を濁音に変化して発音することである。それに対して、半濁音は清音をパ行の音で発音するということで、即ち、パ・ピ・プ・ぺ・ポの発音である。複合動詞には、濁音化と半濁音化の現象を発生することである。
⑴ 濁音化
単純語1 | 単純語2 | 複合動詞 |
心 | 掛(か)ける | 心掛(が)ける |
役 | 立(た)つ | 役立(だ)つ |
気 | 付(つ)く | 気付(づ)く |
⑵ 半濁音化
単純語1 | 単純語2 | 複合動詞 |
引く | 剥(は)がす | 引っ剥(ぱ)がす |
引く | 張(は)る | 引っ張(ぱ)る |
音便現象は日本語の独特の発音現象である。音便現象は、発音上の便宜から、単語の一部の音が原の音とは異なった音に変わる現象である。イ音便・ウ音便・促音便・撥音便という四つの種類が分けている。二つの単純語を複合してからなる複合動詞は、音便現象が時々発生することである。複合動詞の音便現象は以下二つの種類で説明できる。
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