日语敬语与“距离感”

 2023-07-28 09:53:55

论文总字数:10634字

摘 要

日语中敬语的使用,是敬意的表现,在日本语言生活中占着极其重要的位置。日本人在语言生活中,通过敬语调节人际关系经营社会生活。根据日本语言学家柴田武的研究,敬语又可称为距离的表现,人们习惯于根据距离的亲疏或某一时间点的距离感而使用敬语。在与日本人的交流中,距离的丈量是必不可少的,在敬语的使用上把握好度才能进行更加流畅有效的沟通。

本文以距离感为中心,分析影响距离感的诸要素,在思考如何恰当的根据距离感使用敬语的基础上,阐述距离感中体现的日本的礼。

关键词:敬语;距离感;人际关系;礼

目 次

謝辞 I

要旨 II

摘要 III

1 はじめに 1

1.1 先行研究 1

1.2 研究の動機及び目的 2

2 敬語の定義と種類 3

2.1 敬語の定義 3

2.2 敬語の種類 3

3 「距離感」にかかわる諸ファクターと敬語の使用 5

3.1 社会的ファクター 5

3.2 心理的ファクター 7

4 「距離感」の年代差と個人差 8

4.1 「距離感」の年代差 8

4.2 「距離感」の個人差と寛容さの必要性 8

5 「距離感」に見られる礼 10

6 終わりに 11

参考文献 12

1 はじめに

 日本語は、人間関係に関わる言語表現として、敬語という体系を持つ言語である。敬語は日本語の独特のものであり、日本語は世界の他の言語から区別する著しい特徴だと言われる。敬語は敬意表現として、日本語の中に重要な位置につけられている。敬意表現とは、コミョニケーミョンにおいて互いに尊重の精神に基づき、相手や場面に配慮して使い分ける言葉遣いを意味する。同じ意味のことを述べるのに、述べ方を変えることによって、敬意または丁寧さが違う。日本人は、使用言語の中に、敬語を用いて、さまざまな方法で人間関係の調整を行いながら社会生活を営んでいる。 

1.1 先行研究

 敬語は、「よりよい人間関係を作る円滑なコミュニケーション」に貢献している。先行研究を調べてみると、敬語と人間関係についての研究が多くみられる。

 菊地康人による『敬語再入門』では、敬語は敬意表現であり、敬意を示すべく「高める」ということは、上として扱うということだから、敬語は、基本的に「上下」の表現だ。日本語の敬語を使う基準に関して、目上・年上などの「上下関係」が一番大きな基準であるという観点がみられる。

 野元菊雄による『敬語を使いこなす 』では、敬語は「お互いに心を和ませ、人と人との接触をあたたかにする」という作用が述べられる。

 井上史雄による『敬語はこわくない』では、よそよそしい関係、つまり「親疎」の関係でいうと疎の時に、「敬遠」を表すために敬語を使用し、相手との心的距離をとるという立場である。

 滝浦真人による『日本の敬語論ポライトネス理論からの再検討』では、敬語は距離化の表現であることが指摘されている。距離化とは、対象人物を「遠くに置くこと」によって、その領域の侵犯を回避するネガティブ・ポライトネスの一形態である。対象人物を遠くに置くとは、その人物を「外」待遇することである。

 上記の先行研究から見ると、上下関係、親疎関係、内外関係などを基準にし、敬語が使われているといえる。そのいずれの関係も「距離感」に深くかかわっていると思う。本文では、「立場」「上下」「親疎」「内外」など「距離感」に影響をあたえる諸ファクターを具体的に考察しよう思う。また、「距離感」によって、敬語に反映されている日本民族ならではの礼も深く考えたいと思う。

1.2 研究の動機及び目的

 敬語表現は複雑であり,日本人でも正確に使い分けることが容易でない。特に外国人にとっても敬語文の意味の理解が困難である。先行研究を調べてみると、人間関係を基準にする双方向的な敬語が使用されているといえる。人間関係が「距離感」に深くかかわっていると思う。言語研究者柴田武によっても、敬語は距離の表現だといえる。距離次第で、時には、同じ二人の間でのその時の「距離感」次第で、敬語を使わなかったり使ったり、ということがあるわけだ。実際には、社会的な上下の距離をはかって敬語を使うことが多いが、それだけではなく、敬語の使用には、社会的、心理的ファクターが影響をあたえる。

 日本人とのコミュニケ―ションを円滑に進めるために、「距離感」をちゃんと把握するのが不可欠だ。本文では、第一部分は、例を挙げ、「距離感」にかかわるファクターを具体的に説明し、どんな時に何階段の敬語を使ったほうがいいかを考える。第二部分は、「距離感」の年代差と個人差を説明する。最後、「距離感」によって、敬語に反映されている日本民族ならではの礼を深く考えたいと思う。

2 敬語の定義と種類

2.1 敬語の定義

 敬語とは、主体とその相手やその話題中の人物との社会的関係(親疎、権力の大小)と態度を表す言語表現である。これは人に対する待遇の仕方が言語表現に現れたものだから、待遇表現とも呼ばれる。国語辞典の類を試みに紐解いて見て、「尊敬の気持ち」「相手を敬う気持ち」とかの説明がみられる。ポライトネスを実現する手段の一つとして、狭義には体系的に文法化されているものを指すが、広く敬称などの語彙的表現を含む場合もある。

2.2 敬語の種類

 一般的には敬語を尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つに分類する。尊敬語は、話し手が主語を高める表現である。謙譲語は、話し手が主語を低める表現だといえる。丁寧語は、話し手が聞き手に対して丁寧に述べる表現である。

 以上が三分法だが、日本語学においてはさらに丁重語と美化語を立てた5分類が多く使われている。登場人物にかかわる<話題の敬語>と聞き手に対する<対話の敬語>の二つにまず分かれると見るべきものである。さらに、謙譲語に謙譲語Iと謙譲語II(丁重語)に分ける。丁寧語の中にも狭義の(本物の)丁寧語と後述の美化語とがある。

従来の三分法

         新しい五分法

尊敬語

尊敬語

相手や話題に登場する人物について、また、その人側の物や動作、状態などを高めて表現する。
「いらっしゃる」「なさる」「おいでになる」…など

謙譲語

謙譲語I

自分側から相手側または第三者に向かう行為や物事などについて、その向かう先の人物を立てて述べる。

「伺う」「差し上げる」「申し上げる」…など

謙譲語II(丁重語)

自分側の行為や物事などを話や文章の相手に対して丁重に述べる。

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