中日红、白两色的文化内涵比较

 2021-12-05 18:55:26

论文总字数:13212字

摘 要

色彩是人类对大自然的物理感知,随着人类发展与历史发展,色彩渐渐有了其象征意义,从而产生了色彩背后的文化内涵。虽然人类对于色彩的感受和认知有许多共通的地方,但由于不同国家有着不同的历史背景、社会文化、宗教信仰等,在不同的国家,色彩的文化内涵存在着相当大的差异。虽然中日两国一衣带水,但是也存在很多文化差异。本论文分别选取中日两国的代表颜色——红与白,从红与白的起源及文化内涵差异两个角度对中日红与白进行了比较分析,并在此基础上探讨中日文化的差别。

关键词:色彩文化 红与白 中日对比

要 旨

色彩は人間が大自然に対する物理的な感知である。人類と歴史の発展に連れて、色彩には次第に象徴的意味が生じ、さらに文化意識も生まれた。 たとえ人間は色彩に対する共通な認知があっても、国によって歴史背景、社会文化、宗教信仰などが違うので、色彩の象徴的な意味も違ってくる。 中日両国は一衣帯水の隣国でありながら、いろんな文化の違いも存在している。本論文は中国と日本の代表的な色――赤と白を選び、色彩の起源と象徴的意味という二つの角度から分析し、そのうえ、文化意識の相違点を論じてみたい。

キーワード:色彩文化 赤と白 中日対比

目 次

はじめに……………………………………………………………… 0

第一章 中日における赤と白の起源………………………………………1

1.1中国における赤と白の起源………………………………………………1

1.1.1中国での赤の起源………………………………………………………1

1.1.2中国での白の起源……………………………………………………………1

1.2日本における赤と白の起源………………………………………………1

1.2.1日本での赤の起源……………………………………………………………1

1.2.2日本での白の起源……………………………………………………………2

第二章 中日における赤と白の象徴的意味………………………………………2

2.1中国における赤と白の意味……………………………………………………2

2.1.1中国での赤の意味……………………………………………………………2

2.1.2中国での白の意味……………………………………………………………4

2.2日本における赤と白の意味……………………………………………………5

2.2.1日本での赤の意味…………………………………………………………5

2.2.2日本での白の意味…………………………………………………………6

第三章 中日の赤と白に対する文化意識の比較………………………………7

3.1赤の文化意識の比較…………………………………………………………7

3.2白の文化意識の比較…………………………………………………………7 

おわりに……………………………………………………………………8

参考文献…………………………………………………………………9

謝辞………………………………………………………………………9

はじめに

新明解国語辞典によると、「色」とは眼に見える物一般がその特徴として持っており、我々が明るい所で見た時すぐ美醜、明暗、快不快を感じ取るものという。色彩語は人々の色彩に対する感覚を反映し、強烈な自意識を反射し出させる。王国維の『人間辞話』にこのような一文がある。「私がある所に、私が色を見て、みなには私の色彩が着く。」[1]これは色彩感知の主体性を指す。その上、色彩文化はまだ鮮明な民族性を有するーー「色彩文化は国家文化中に最も突出で、最も目立った部分である」。[2]そのため、ある言語の色彩語は、ただ客観的な物質の属性を表すのではなく、人々が客観的な世界に対する認識、悟り、総括、昇華もある。それに尊卑、褒貶、善悪、美醜などの倫理道徳の色彩、あるいは美学の色彩を含むのもある。だから、色彩語は民族文化を反映する重要な語の群になる。中国語と日本語は全て色彩語のとても豊かな言語で、色の表現にずいぶん互いに通じ合う所がある。しかし、それぞれの歴史環境と文化背景の影響によって、色の認識と理解は少しの差異が存在していて、そしてこれらの差異は、色彩語の使用上に十分表現されている。中国と日本のそれぞれの代表的な色は赤と白と言われる。本論文はこの二色を中心に論じる。

色についての研究は数多くある。呉東平は古典文献を引用しながら、赤、白などの色が中国人の生活のおける役割を、伝統から現代まで、詳しく述べた。その中で、呉東平は中国人にとって、赤は神聖たる色、白は純潔な色であるという意見を述べ、古代及び近代中国の色に含まれた文化意味を考察した。葉渭渠、唐月梅は審美学の角度から、古代日本人の色趣向を分析した。赤が二重の性格を持つ色で、白が尊敬され、好まれる色と主張した。邱紫華は今道友信『東方の美学』の論述を引用しながら、古代日本人の白、赤などへの感覚を考察した。その中で、邱紫華は白は道徳清明な色、尊重すべきな色として、善良、平和、高尚な象徴的意味があると主張し、赤は汚れた色と主張した。王蜀豫『中日色彩語の「赤」と「白」』は意味分析という方法を使って、中日における赤と白の象徴的意味の異同を分析した。この論文はたとえ違った国家であっても、人々は色彩を感知できるだけで、色彩認知上の共通性があるという結論に達した。福田邦夫は先史から奈良時代、平安から室町時代、桃山・江戸時代という三つの段階に分けて、日本の伝統色である赤、白、青、黒を巡って分析を行った。福田は赤が畏敬な色、白が「神事に関わる聖たる色」と主張し、日本人の色の使用と嗜好を考察した。千千岩英彰は色彩にすぐに連想できる事物を分類する方法を使って、色彩に一連の調査研究を行った。彼によって、白は純潔、平和、自由と関連して、光明を象徴する; 赤は情感の高まりで、活気などの意味を持つという。伊原昭は『日本文学色彩用語集』に日本文学作品の中の色彩用語を紹介した。香川勇・長谷川は赤が「生命の再生を祈って用いられる」色と述べ、白については「『穢れ』を忌み嫌う我が国の神道では大変白を尊ぶ」と述べた。山村貞也は具体的な例を挙げながら、色の人々の生活における役割を分析してきた。山村は白を「一番最初に存在する色」と考え、白の特徴、白の持っている文化意味を考察していた。

本論文は「赤」、「白」はを中心として、中日両国文化の差異を比較して研究する。本文は先行研究の成果を参考にし、まず両国の赤と白の語源を整理し、その上、帰納法、実例法、比較研究などの方法を採用し、中日における赤と白の文化意識を分析しながら、その差異を研究する。

第一章 中日における赤と白の起源

1.1中国における赤と白の起源

 1.1.1中国での赤の起源

 赤、もともとは火の色で、今の中国では一般的に赤の代わりに紅を使う。『説文解字』に、「赤,南方色也。从大,从火」[3]と書いている。それに太陽も赤であるため、古人は赤を太陽の色としていた。 饒烱『部首訂』に「南方阳盛之区,其象昭著,火为之行,色赤。赤者,光明显耀也。凡火,皆有明著之象,然微则荧荧,大则赫赫,故赤从大、从火,会意」がある。『釈名·釈采帛』に「赤,赫也,太阳之色也」もある。駱峰によると、以前の中国語は「赤、朱、丹、紅」で赤を表した。[4] 意味が近いけど、古代の中国語は赤を最も頻繁に使ったが、現代の中国語では紅をよく使っている。『説文解字』によると、「红,帛赤白色也」という。紅は赤より浅い色で、今のように赤と同じ用になっていなかった。赤の代わりに「紅」を使うようになったのは隋唐だった。

1.1.2中国での白の起源

『説文解字』によると:「白,西方色也,阴用事,物色白。从人合二。二阴数」[5]。漢代に五行の説は流行して、日を太陽(最も盛んな陽気)としながら、東方に位置して青色を表す。その一方、月は太陰(最も盛んな陰気)、西方に位置して白色を表す。その故、西方の色は白である。白の字義は「日光」であるから、白の語源に関する「日光説」がある。清朝の朱駿『説文通訓定声訓釈』に「(白)字从日,训『太阳之明也』」がある。古い時、非常にまぶしい太陽の色が白色としたと考えられ、太陽はまた「白日」と呼ばれた。だから後世に「白日は山によって帰り、黄河は流れ海に入る」という詩句が残された。

また、清朝の朱駿「説文通訓定声 · 豫部」によると「白,假借为帛」という。段玉裁は「帛、今の碧色の缯である」と注釈した。即ち「帛」はまだ着色しなくて白い絹織物である。これは「中華大字典」の白に対する解釈――「飾りない」の意味は似ている。だから、この説も信頼性があると思われる。

1.2日本における赤と白の起源

1.2.1日本での赤の起源

赤は血のような色彩である。赤の語源に対して草川昇は以下の解説がある:「夜が明けて空がだんだん白んでくると、次第に赤味を帯びてくる。それがアカ(明)シで、アカシの語幹が独立した語がアカ。夜が明けていくアク(開)の語源がアカで、朱、明るいと同語源である。」[6]これに基づいて、赤は明暗を表す「明し」に関して、「明」とは語源が同じであると思われる。

現代日本語の赤は名詞として色、乳児、共産主義者の俗称などの意味がある。接頭語として「赤恥」のように完全、全然の意味もある。「基本色彩語(赤)+名詞という形がよく使われる。例えば、赤信号、赤顔の少年、赤飯など。

1.2.2日本での白の起源

白は雪のような色で、明るくて、清潔な色である。白の語源に関して、山口佳紀は「『枕草子』に『春は曙。やうやうしろくなりゆく、山ぎはすこしあかりて』とあるが、この『しろく』は、明るくはっきりしているさまを表わしている。『著し』は古くは『しろし』と言ったが、『いち』はイトと同源で、非常にの意、『しろし』『しるし』ははっきりしている意である。」[7]また、柴田が「しろ」は「著し」と同じ同源であることを指摘した。[8]

白は現代日本語の中で、名詞として色、無罪、勝ち、空白などの意味がある。「基本色彩語(白)+名詞」という形がよく使われる。例えば、白い眼、白星、白い歯など。

第二章  中日における赤と白の象徴的意味

2.1中国における赤と白の意味

2.1.1中国での赤の意味

赤に含む文化意識は中華民族の社会文化心理と民族習俗とは密接な関連がある。中国人は最も常用して、好きな色は赤である。中国人は昔から赤に惚れて、それは赤はめでたさ、進歩を代表する色であるからだ。赤は生命の源――血の色である以上、人々に光明、温かさと幸福をもたらす源――太陽と火の色である。だから、中国人は赤が幸福、めでたさ、お祝いを象徴して、そしてこれによって盛ん、発達、順調、成功などの意味が派生し出された。日本人も赤が好きが、ただ中国人はもっと赤を好んで、これは勝利、革命、お祝いなどと繋がっているためである。

前に言ったように、現代の中国語では赤の代わりに「紅」を常用する。赤には幾つかの象徴的意味がある:

(1) 高貴、輝きを象徴する。赤は五行の火を象徴する。燧人氏は木を穿孔して火を取るという方法を発明して人間に自然の束縛から脱出する力を与えった。人間は暗さの恐怖から抜け出して、光明を抱くようになった。これによって生まれる「火への崇拝」は古代人の重要な信仰の一つだった。だから赤は高貴な象徴になった。中国の伝統建築文化の中に、宮殿、廟と貴族の建築に多くの部品、部分は赤の絵の具で塗装されて、権勢と地位を象徴した。 古代王侯貴族の住宅の門が赤を塗装し上げて高貴さを示すことによって、「朱門」が貴族の邸の別称になった。

(2) 幸福、お祝い、めでたい、愉快、幸運などを象徴する。中国人は民族の最も盛大な祝日――春節を祝うときに、門に赤い対句、赤い「福」を貼って、窓に赤い切り紙細工を貼って、出入り口は赤い提灯を掛けて、晩に赤い蠟燭を照らして、赤い爆竹に火をつけることが好きで、幸福を取ることを求める。人々は結婚を「赤慶事」と呼ぶ。 結婚する時の新婦は赤い服を着て、赤い布を頭に被せて、新郎は赤い絹織物を結んで、胸前に赤い花をつける。洋式結婚式が流行する今日でも、たとえ新郎新婦は洋服と白いウェディングドレスを着ていても必ず胸前に紅花をつける。新居は赤いもので飾れ、招待状も赤い用紙で作る。赤は明るさと温かさの源――太陽と火の色で、ただ生命の象徴だけではなく、災いを転じて福を取るという深い意味を含んでいる。人々は愉快の日に赤を使って、幸福、歓楽、無事と健康を求るの。

(3) 順調、事業成功、あるいは重視され、人気あることを象徴する。赤はめでたさ、幸運を象徴する色だから、事業の順調と円満、盛況までの象徴的意味がある。企業、会社、商店などは開業と重要なプロジェクト開会式の時を祝うためにテープカットを行って事業順調の前兆を取る。唐朝には朝廷五品以上の役人が赤の服を着るようになった。この色は官途成功を表した。

(4)女子相関な物を指す。桃の花の色は赤で、また女子が恥じらう時の顔も桃の花のようであるため、中国語に赤はまた女子相関な物を指して、女性の代名詞になって、美貌を象徴するようになった。美女は「紅顔」と称され、女子の着ている凄艶な服は「紅袖」と称され、若い女性が流れる涙、汗は「紅涙」、「紅汗」と呼ばれ、女子が住む華美な建物は「紅楼」と称される。

(5) 共産主義者、先進的な革命思想を持っている人、革命闘争を象徴する。赤は血のような色で、近代では赤は革命闘争を象徴するようになった。例えば「紅軍」、「紅区」と「紅色革命根拠地」。文革時期に出現した「紅衛兵」もあって、革命幹部と知識人は共産主義思想を持ちながら専門的な技術と科学知識を持つと提唱する「又紅又専」もある。

(6) 赤色はまた忠心、忠誠を象徴する。例えば、「赤子」、「赤胆忠心」、「赤誠」など。有名なのは文天祥の「人生自古谁无死,留取丹心照汗青」[9]という詩句で、文天祥の忠誠に満ちる。「丹心」も忠心の代名詞になった。

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