论文总字数：12888字

摘 要

　动漫产业作为日本娱乐文化的代表，在传播日本文化方面起着非常重要的作用。由动漫产生的各种新词汇也在世界各国流传甚广。比如“萌”“宅”等。而“治愈”就是其中之一。1999年以前，并没有“治愈系”这个词汇，日本泡沫经济的破灭造成了社会的不安，给国民的心灵带来了创伤，所以治愈系的产生也可是说是时代的需求。治愈系最早产生于日本的音乐领域，随后不断发展至今，已经形成了包括文学、影视、游戏、摄影、动漫等多个方面的一套完整的文化体系。对日本民众的日常生活起着持续而深刻的影响。

　本文主要以治愈系动漫为中心，结合具体的动漫作品，分析其独特魅力以及体现出的文化根源，阐述其全球适用性以及对我国动漫产业发展的借鉴意义。

关键字：治愈系；动漫作品；文化根源；全球适用性

目　次

謝辞 I

要旨 II

摘要 III

1　はじめに 5

1.1　研究の動機及び目的 5

1.2　先行研究のまとめと新しい視点 5

２　癒し系 7

2.1　癒し系の基本概念 7

2.2　癒し系の発展と類別 7

３　癒し系アニメーション 9

3.1　癒し系アニメーションの基本概念 9

3.2　癒し系アニメーションの類別 10

3.3　具体作品の分析 13

４　日本の癒やし文化の元とグローバル化 19

4.1　「自然崇拝」という信仰 19

4.2　「物の哀れ」と「無常観」という美意識 19

4.3　「集団主義」という民族性 20

4.4　癒やし文化のグローバル化と中国アニメ産業への参考価値 20

5　おわりに 22

参考文献 23

1　はじめに

1.1　研究の動機及び目的

　アニメーション産業は日本のエンターテイメント文化の代表として、日本文化を世界に伝わることに大きな役を立っている。日本政府もアニメ産業の発展を推進していて、海外市場を開発し続けている。そして、癒やし系とアニメを合わせて、どんな結果になるのか、第一部分では具体の作品を例として研究したいと思う。第二部分では、癒やし系文化に反映されている日本民族ならではの現象と原因を深く考えたいと思う。最後、グローバル化が急速発展しているこの時代、日本の癒やし系アニメと癒やし系文化が世界に与えている影響とわが国アニメ産業発展に対する啓発を語りたいと思う。

1.2　先行研究のまとめと新しい視点

　日本のアニメ現象を研究する人が多いが、癒やし系文化を研究するのはそれほど多くない。

　『アニメ産業』（东南大学出版社）はアニメ産業の市場と発展方式について分析し、さらに国内のアニメ産業の発展について、要素や環境などから、色々意見を提出した。癒やし系についての研究が少ないが、大体文化体系と消費対象この二つの面から分析する。

『日本癒し系の文化分析』（『南昌教育学院学报』）では、癒やし系文化は日本人の自然崇拝の思想と心の不安感を反映しているという結論を出した。『癒やし系おもちゃのデザイン』（大舞台　双月号）では、癒やし系おもちゃはOL向けで、デザインの理念は優しさと静かな感じと楽しさであるという結論を出した。なお、『日本动漫中治愈系现象的呈现研究』では、癒やし系アニメのキャラクターの設定について、詳しく解説した。まずは、主人公は大体平凡な一般人で、視聴者に近いから、共鳴を感じやすい。そして、人と人、人と大自然の共同作業が強調されている。アメリカの漫画のようなヒーロー一人が世界を救うということではなく、人と人、大自然の助け合いで、皆が救われる。最後は、「萌え」という設定である。人や動物の見た目や言葉、行動などが可愛くて、視聴者の心をつかむようになる。

本稿では、三つのアニメ作品を具体的に分析し、癒やし系アニメーション作品の特徴を説明し、更に日本ならではの癒やし系文化の形成と発展の原因を研究したいと思う。そして、グローバル化の発展とともに、日本の癒やし系文化は世界にどんな影響を与えているのか、わが国のアニメ産業がそこからどんな経験が学べるのか、自分なりの発想を語りたいと思う。

２　癒し系

2.1　癒し系の基本概念

　「癒やし系」は、１９９９年後半、すなわちバブル崩壊後の１９９７年に日本の消費税５％の増税とアジア通貨危機の発生で大不況が更に深刻化したことがきっかけで、国民の心が荒れたり病み始めた頃から現れた言葉で、もともとはテレビに出演する女性芸能人において、和み、癒し、安らぎを感じさせるような人物及びその振る舞いを指す。

始まりは飯島直子が出演した「ジョージア」のＣＭの姿を指して使われた。１９９９年以前は「癒し系」という言葉ではなく、「ジョージア」のＣＭでも「安らぎ系」と言われていた。大きなきっかけとして、１９９９年にミュージシャンの坂本龍一が発表した曲「ウラＢＴＴＢ」が癒し系音楽として大ヒット、さらに、ヒーリング楽曲を集めたオムニバスアルバムの「feel」シリーズや「image」シリーズも大ヒットして「癒し系」ブームになり、それ以降は人物などに対しても、癒し系と評されることが増えていった。2000年代には男性にも使われるようになり、優しくおっとりとした雰囲気をもった一部の男性アイドルや俳優などが「癒し系」と称されることもある。小学館のOL向けファッション雑誌『Oggi』は、癒し系の特徴を持つ若い男性を「モイスチャー男子」と命名した。Oggiの定義によれば「純粋でひたむき。恋愛対象ではないけれど、一緒にいると安らげ、時にはキュンとする」男性のことであるという。

2.2　癒し系の発展と類別

　日本の癒し系は、音楽領域から初めて、映画、文学、漫画などの領域に発展してきた。吉田亜紀子（KOKIA）、豊崎愛生、宮崎葵、綾瀬遥などが代表歌手と俳優である。文学（ライトノベル）領域には、『人類は衰退しました』（田中ロメオ）、『神様のメモ帳』（杉井光）、『シゴフミ―Stories of Last Letter』（雨宮諒）などの作品がある。そして、映画のほうも『花とアリス』や『下妻物語』、『犬と私の１０の約束』などの代表作がある。

３　癒し系アニメーション

3.1　癒し系アニメーションの基本概念

　癒し系アニメーションというのは、人の心を浄化することができて、暖かい感情が感じできる漫画やアニメ作品のことである。一般的には、三つの条件を満たさなければならない。一つ目は物語の格調が上品で爽やかである。二つ目はストーリは暖かい。三つ目は全体的にリズムが緩やかである。色々まとめて、癒し系アニメーションの特徴は以下のようにである。

　①人の心を浄化することができる。悲しいとき、人に勇気を与える。

　②リズムが緩やかで、ストーリの発展は早くない。そして、絶対の悪は存在しない。

　③心の傷を癒すことができる。

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