从小说角度分析中日“鬼”文化的异同

 2023-09-01 09:43:47

论文总字数:15468字

摘 要

纵观古今中外,不管时代如何发展进步,关于“鬼”的观念一直伴随着社会发展的步伐,与人们的生活息息相关。这些观念极大地影响着人们的思想和行为,由此衍生了一种奇妙的文化——“鬼”文化。中日两国都有着历史悠久的“鬼”文化,日本“鬼”文化受到中国“鬼”文化的深远影响,因此两者之间有着相同之处。但是,随着历史的发展变化,两国“鬼”文化也保留了各自的特点。本论文从中日关于“鬼”的小说作品这一角度入手,首先阐述“鬼”在中国和日本的定义并做对比分析;其次比较中日“鬼”在形象、类型和具有的技能等方面的差异,探究中日“鬼”文化的异同以及异同形成的原因;最后进一步深入分析中日“鬼”文化对两国社会和人民生活的影响。“鬼”是以意识形态存在的事物,它扎根于人类的思想和生活中,“鬼”文化是对人民心理和社会生活的一种折射。因此通过分析中日“鬼”文化的异同可以进一步了解中日两国人民的心理、生死观以及“鬼”文化对当今社会生活的影响等,具有一定的现实价值。

关键词:中日小说;“鬼”文化;形象;影响

目 次

謝辞 I

要旨 II

摘要 Ⅲ

1 はじめに 1

2 「鬼」の定義 2

2.1 中国で「鬼」の定義 2

2.2 日本で「鬼」の定義 3

2.3 中日における「鬼」の定義の比較 4

3 小説から見た中日の「鬼」のイメージ 5

3.1 中国小説の「鬼」のイメージ 5

3.2 日本小説の「鬼」のイメージ 5

3.3 小説から見た中日の「鬼」のイメージの差異 6

4 小説から見た中日の「鬼」のスキルと種類 7

4.1 小説から見た中日の「鬼」のスキルの異同 7

4.2 小説から見た中日の「鬼」の種類 9

5 小説から見た中日の「鬼」文化の形成する原因 15

5.1 宗教と霊魂信仰 15

5.2 死生観 16

6 小説から見た中日の「鬼」文化が中日両国への影響 17

7 終わりに 19

参考文献 20

1 はじめに

「鬼」文化は人類社会と密接な繋がりがあり、原始社会のトーテム崇拝から現代社会の個人信仰まで、「鬼」は徐々に自然現象への恐怖から重要な文化記号になり、しかも現代社会の文化の重要な部分となっている。異なる国では、「鬼」文化はそれぞれ独特の発展曲線があるが、文化の発展の中で大きな地位を占めるに違いない。中国では、中国最古の文字甲骨文にはすでに「鬼」の文字があった。「鬼」文化は古代だけでなく、現代においても社会と政治と文化と芸術と哲学などの分野には影響を及ぼしている。日本では、「鬼」の由来の歴史も長く、日本人の精神生活に大きな影響を与えている。平安時代には、日本では「鬼」を払う活動があり、「鬼」からの不運を駆除してそれから幸せな生活を迎えることを願う。奈良時代には、中国の文化や仏教の思想が日本に伝わって、「鬼」の意味も広がって、「鬼」は多くの恐怖の概念に加えられ、例えば、『日本霊異記』には「鬼が人を食う」の伝説が記されている。[[1]]今、「鬼」文化が日本では依然として繁栄しており、人々の生活に影響している。

要するに、「鬼」文化は中日両国が重要な地位を占めており、本論文は中日の「鬼」の定義、イメージ、種類、スキルや中日の「鬼」文化の形成する原因及び中日の「鬼」文化が両国社会と人民の生活に与える影響などの色々な方面を分析することを通して「鬼」についての認識をさらに増やし、中日両国の文化の交流を促進する。したがって、中日「鬼」文化を比較して研究することが意義がある課題であると考えられる。

2 「鬼」の定義

2.1 中国で「鬼」の定義

「鬼」は中国の象形文字で、下は「人」で、上は恐ろしい頭である。中国で「鬼」についての定義は諸説があって、以下は『辞源』[[2]]と『辞海』[[3]]における「鬼」についての解釈を例に挙げる。

表1 『辞源』と『辞海』における「鬼」についての定義

『辞源』

(1)迷信者は人が死んだ後の霊魂を「鬼」と考えている

(2)万物の精霊

  1. ミステリアス

(4)機知、狡猾

(5)星宿の名称

(6)国の名称

『辞海』

(1)迷信者は人が死んだ後の精霊が消えないということを「鬼」と呼ぶ

(2)万物の精霊

(3)人の心の陰気

(4)不良な嗜好に夢中になっている人、人に対する蔑称である

(5)賢い

(6)愛称

(7)星宿の名称

以下、『辞源』と『辞海』の定義によってまとめる。

まず、「鬼」は死者の霊魂である。『辞源』が言う:迷信者は人が死んだ後の霊魂を「鬼」と考えている。[[4]]『礼・祭義』[[5]]が言う:「衆生は死ぬ、死は必ず土、これは鬼だ」。これは多くの庶民が「鬼」に対しての素朴な見方を表現しているが、理性的な段階にも上がっていない。「鬼は宗教観念の一つ。」人が死ぬと、体は朽ち、魂は「鬼」になり、その中にはあの世に入っていない現世に漂って、あるいは夜にあの世を離れて現世に潜り、人の夢の中に現れて言伝をすることができるし、生きている人を害する。

次に、「鬼」は万物の精霊である。『中国風俗辞典』は「鬼」は万物の精霊であると考えている。万物は霊があると精霊は消えないということを信じ、「山鬼」と「水鬼」と花の妖怪などの名称がある。[[6]]万物の精霊が「鬼」になるという説は、西洋の人類学者タラーが指摘した「万物有霊」という観点から、それは人類が低級発展段階にある原始的な思考の産物である。その時の人々は周囲の世界を知らず、理解できない客観的なものはすなわち「鬼」が支配されていると思っている。例えば「山には山の鬼がある、水には水の鬼がある」などの言い方がある。

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