论文总字数:9805字
摘 要
日语中的「もの」和「こと」对于日语初学者来说是比较难以区分的。我也曾在刚开始学习日语的时候将两者搞混,因此借着此次毕业论文的机会,想要将这两者的相似和区别之处区分开来。在正文中,我将会从 「もの」和「こと」的相似点开始进行论述。但是论文的重点将会放在 「もの」和「こと」 的区别之处。在整篇文章中我都将采取比较的方法进行论述。本文从“形式名词”“实质名词”“惯用表达”等角度对「もの」「こと」这两者的异同点进行仔细论述。
关键词:もの;こと;形式名词;实质名词;惯用表达
目 次
謝辞 I
要旨 II
摘要 III
1 はじめに 1
1.1論文を書く目的 1
1.2先行研究 1
2 「もの」と「こと」との類似点 3
2.1形式名詞としての類似点 3
2.2助詞のような類似点 3
3 「もの」と「こと」との違い 4
3.1実質名詞としての違い 4
3.2形式名詞としての違い 4
4 「もの」と「こと」の慣用表現の比較 7
4.1「ものだ」と「ことだ」との違い 7
4.2「ものがある」と「ことがある」との違い 8
4.3「〜というものだ」と「〜ということだ」との違い 9
4.4「もの」特有の慣用表現 10
4.5「こと」独自の慣用表現 10
5 終わりに 12
参考文献 13
1 はじめに
1.1論文を書く目的
最初日本語を勉強した時は、「もの」と「こと」との使い方でひどく悩んだのである。それに、言語学に興味を持っているので、今度の卒業論文をきっかけに、その二つの用法を徹底的に研究しようと思う。今回はこの四年間勉強した知識を活かし、先輩の方々の研究を踏まえ、「もの」と「こと」との相違点を研究した。「もの」と「こと」を使い間違えるのは、「もの」と「こと」には類似点があるからである。それゆえ、本文は「もの」と「こと」との類似点から書き始めた。しかし、本文のウエートはその二つの違うところに置いた。
本文では、比較という方法を通じて「もの」と「こと」との相違点の研究を展開した。そして、「もの」と「こと」との類似点の部分では、「形式名詞」などの角度から比較を進んだのである。その二つの違うところでは、「実質名詞」、「形式名詞」、「慣用表現」などの角度から研究を展開した。第4章には、「もの」と「こと」それぞれ独自の慣用表現を挙げた。
「もの」と「こと」との相違点を研究するのは、「もの」と「こと」を使い分けるからである。それゆえ、この論文を通じて、「もの」と「こと」との異同点をはっきり理解し、これから「もの」と「こと」を正しく使うようになることはこの論文を書く意味である。
1.2先行研究
「もの」、「こと」、「の」の使い分けは言語学の分野におけるありふれた話題として、多くの先輩の方々がその使い分けについて研究した。それでは、「もの」、「こと」、「の」の使い分けについての先行研究を紹介する。
久野暲(1973)は「の」がつく補文は「五感によって直接体験される具体的動作、状態、出来事を表す」のに対して、「こと」は「抽象化された概念を表す」と述べている。
佐治圭三(1993)は、「の」を受ける述語は「事態を現場の有様、動きのままとらえ」、「こと」は「現場から離れて、一つのまとまった事柄としてとらえる」と結論つけている。
川越菜穗子(2007)は、「もの」は「具体的、抽象的ものの存在を表す」のに対して、「こと」は「事柄、事態を表す」と分析している。
徐璐(2002)は、「もの」は「普通名詞を取り替える」のに対して、「こと」は「普通動詞や形容詞を取り替える」としている。
- 「もの」と「こと」との類似点
2.1形式名詞としての類似点
形式名詞とはその自身では実質的意味を表さず、連体形修飾語を受けて名詞としての機能を果たす語である。
連体形の後につき、客観的なことあるいは常態について説明する。
a自分の気持ちを思い通りに書くことは、簡単そうに見えて難しい。
b計画はなかなか予定通りには進まないものだ。
2.2助詞のような類似点
「もの」と「こと」は後に助詞や助動詞を付き、助詞と助動詞と同じような用法を持っている。
まず、後に助詞を付き、接続助詞のような用法を持っている。
a残念なことに、私が尋ねるときには、その人はもう引越したあとだった。
b知らせてくれたら、すぐ手伝いに行ったものを、何も言わないとはみずくさい人だ。
「こと」の後に助詞「に」を付き、話し手が「残念」の原因を表す。「もの」の後に助詞「を」を付き、話し手が聞き手に文句を言う。「もの」も「こと」も後に助詞を付き、文の前半部と後半部を繋ぐという接続助詞のような用法を持っている。
そして、文の最後に付き、終助詞のような用法を持っている。
cあらあら、元気だこと。でも電車の中で騒いではいけません。
d―冷蔵庫をからにしたんの。よっちゃんでしょ。
―だって、お腹が減らったもん。
「こと」は文の最後に付き、感動詞と同じように「君が元気」ということで感嘆する気持ちを表す。話し言葉ではよく「もの」に代わって「もん」を使う。「もの(ん)」が文の最後に付き、少し甘える語感がある。上記の例では、「もの(ん)」と「こと」は話し手の気持ちを表すという終助詞のような用法を持っている。
3 「もの」と「こと」との違い
3.1実質名詞としての違い
実質名詞とはその自身では実質意味を表し、連体形を受けなくても名詞としての機能を果たす語である。
3.1.1実質名詞「もの」
実質名詞の「もの」の基本的な意味は感覚器官で把握できる客観的な存在である。
a何かすぐ食べられるものがあれば、それでいい。
b買いたいものがあるので、帰りにデパートに寄る。
3.1.2実質名詞「こと」
実質名詞の「こと」の源は「言」である。すなわち、「こと」は言語で考えてから言語で表現する事情である。ですから、「こと」は言語と深いつながりを持っている。言語は人間の特有のことであるから、「こと」は人と人との間に、あるいは人と物との間に発生した事柄である。
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