目 次
一 はじめに 1
二 在日中国人留学生の生活適応状態の調査と実例の分析 2
三 在日中国人留学生異文化適応の必要性 4
四 異文化適応を促進させる方法について自分の考え 5
五 終りに 7
致 谢 9
在日中国人留学生の異文化適応について
要旨:現代、世界では政治、経済、資源、環境など様々な分野において、自らのことだけ考えて行動していては、破滅の道を歩むことが明らかになってきた。こういう時代において、自分とは異なる文化を受け入れ、共に地球上で共存していく道を模索することが重要な課題であろう。今学期、私は初めて日本へ留学した。約半年間、日本異文化に接触した。この経験を通して、私は異文化についてのいろいろなものを習った。日本の中国人は時間に従ってだんだん変わっていた。しかし、異文化に困っている人もたくさんいると気が付いた。異文化の理解は生活のさまざまな方面に大きい影響を与えるように感じた。本稿は、「在日中国人留学生の異文化適応について」という題について実例の分析、見た結果、異文化適応の必要性、異文化適応を促進させる方法について考えた。
キーワード:中日;異文化理解;異文化交流;適応;留学生活;
一 はじめに
通信技術の進歩により外国の事柄が益々身近なものになり、国際的な知識を身につける機会が増えて来ている。国際的な知識の倍増が多文化の相互理解と合わせれば、コミュニケーションも順調になると考えられるのである。
異文化適応とは異文化に滞在する者が滞在国の文化を理解し、その文化における日常生活上の適切な慣習を取り入れることとされている。しかし、来日に先駆けて「日本」という異文化の環境に適応する必要性を説かれることはあっても、具体的な適応の訓練などを受けない場合がほとんどである。その結果、適応過程における問題に対応しきれずに途中で帰国してしまう事態も生じている。注意すべき点は、日常生活で多くの人たちが家族や友人と経験する交流活動は同文化の同士によるものであるのに対して、異文化交流は異なる文化的背景の人による交流活動であるために特別な注意と努力を要するということである。そこで異文化交流は、文化的背景を異にする人たちが、メッセージの授受により、相互に影響しあう過程であると定義できる。そして、その過程に問題もたくさんある。本稿で「在日中国人留学生の異文化適応について」を中心にして、異文化交流を促進させ、アンケートの成果を現実に活用し、良い勉強の環境を作ることを目的とする。
二 在日中国人留学生の生活適応状態の調査と分析
(一) 中国人留学生の生活状態について
表1 中国人に生活状態の調査結果一覧表
順番 | 性別 | 出身地 | 年齢 | 専攻 | 来日前の学歴 | 今の学歴 | 来日前に日本語のレベル | 卒業後の計画 | 宗教の信仰 |
1 | 女 | 福建 | 26 | 教育 | 大学 | 大学院 | なし | 未定 | なし |
2 | 女 | 山東 | 32 | 農学 | 大学院 | 博士 | n1 | 帰国 | なし |
3 | 女 | 安徽 | 28 | 医学 | 大学院 | 博士 | n2 | 帰国 | なし |
4 | 女 | 四川 | 24 | 文学 | 高校 | 大学 | なし | 未定 | なし |
5 | 男 | 江蘇 | 35 | 経済 | 大学院 | 博士 | n2 | 帰国 | キリスト教 |
6 | 男 | 吉林 | 29 | 歴史 | 大学院 | 博士 | n2 | 帰国 | なし |
7 | 男 | 北京 | 25 | 工学 | 高校 | 大学 | なし | アメリカ | キリスト教リスト教 |
8 | 男 | 広州 | 27 | 社会学 | 大学 | 大学院 | n1 | 帰国 | なし |
この表によると、中国各地から来た24~35歳の彼らは、皆優れた学歴を修めた。ただ彼らの中に、大学院への進学者を除き、日本に滞在や就職にする人はいない。その決定の要因として、一つには近年における中国の高速発展がある。半数以上の卒業者は帰国を選んだ。しかし、日本は年間国内総生産(GDP)が高く、ずっと世界経済の上位ランキングに位置しており、現在は世界第三位の経済国である。同時に日本はまた花、植物の消费大国であり生活環境の良い国として世界で有名なので、日本に住むことに憧れている人は多い。それにもかかわらず、どうして半数の卒業者は帰国したのか? 対象の生徒への調査によると、これは異文化対応への障害の問題であると考えられる。
例の一人としてAさんの例をあげる。毎日研究科にいるので、中国人と触れ合う機会は多いが、日本人と深く接する機会は少ないのである。Aさんは日本人のあいまいな文化について話した。たとえば、日本人は食事を誘われたとき、都合が悪くて行けなければ、「じゃあ、また今度」といった。ある外国人はそれを聞いたら「今度はいつですか」を聞きたくなる。これも日本人の話しの習慣である。日本人はいつなのかはっきり言わないように感じた。話した日本人の気持ちがいつもはっきりわからない。最初は困っていた。コミュニケーションが難しくなっていたのだ。だんだん慣れてきてから、普段の対応力が高くなった。
次にBさんの例である。Bさんは服装について話した。Bさんは季節にかかわらず鮮やかな色の衣服とアクセサリーが好きだ。そして、Bさんはひどく寒がりである。しかし、日本人は冬に大部分の人は暗い色をはいているし、日本では夏であれ、冬であれ、ミニスカートをはいている女性が大勢いて、ズボンもはかずに寒そうにしている。時間の移り変わりに従って、周りの留学生もそのスタイルに似てきたが、Bさんもそれをやってみるのが、全然できないといった。
3つ目の例は、Cさんである。Cさんは全然日本語を勉強しないまま日本へ来た。バイトと日本語学校の授業を通して日本語を最初から勉強した。五年が経ち、体も心もますます疲れ果てている。日本は礼儀正しい国である。普段のあいさつやお辞儀や敬語など、いつも気を付けている。精神ストレスも高くて、日本人の友達は少ないから生活もさびしく、夢と目標にも迷っている。これらは中日の異文化十分に経験できず、適応できないから起こる問題であると思う。
(二) 異文化適応できない原因
国によって、文化はさまざまである。それを分析して、中日の文化間でお互いが適応しにくい場合をまとめてみる。
その一、異文化交流に問題がある。言葉の壁が存在することは両者のポジティブな交流に影響を与え、価値観の違いは両者の物事を考える立場を異ならせている。さらに、両者は両国の習慣の違いによって相互に理解できない時がある。
その二、自国の重要で特別な文化を守って伝えるかどうかも大切な問題である。外国を盲目的に崇拝すれば両者が平等な状態でコミュニケーションはできないと考えられる。
肝心なことは、問題に対して真剣に取り組み、解決する方法を探し出すことであり、異文化交流を促進させ、研究の成果を現実に活用し、良い勉強の環境を作ることでもある。
三 在日中国人留学生の異文化適応の必要性
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