中日幼儿园教育的对比分析

论文总字数：11332字

摘 要

教育对国家和民族的未来起到决定性的意义。幼儿园教育是学校教育的开始阶段，对幼儿的成长和未来的发展起到巩固基础的作用。对幼儿园教育的研究和实践成为幼儿园教育最重要的环节之一。其中，日本的幼儿园教育已经位于世界前列。

本文通过对比中日幼儿园教育的理念，特点，内容，师资等方面，讲述中日幼儿园教育的共通点和不同点。日本的幼儿园重视幼儿的健康教育，人际关系以及教师的在职培训，中国在这些方面还稍有不足，很多地方需要改善。希望借鉴日本的经验，对中国幼儿园教育的发展能有所帮助。

关键词：中日两国 幼儿园教育 教育理念 不同点

要 旨

　教育は国家と民族の未来に決定的な意味を持っている。幼稚園教育は学校教育体系の最初段階で、幼児の成長と未来の発展に基礎を固める作用を果たしていると思われている。幼稚園教育についての研究と実践は幼児教育の最も重要な部分の一つになっていく。その中で日本の幼稚園教育はすでに世界の先頭になった。

本稿は中日両国の幼稚園教育における理念、特徴、内容、教師の資格などの方面から比較して、中日の幼稚園教育の共通点及び相違点について述べる。また、日本の幼稚園は健康教育、人間関係、教師の在職育成などを重視していて、中国ではそちらの面において不足点があるので、改善が必要なところがたくさんある。日本の経験を参考にして、中国の幼稚園教育の発展に役立ていきたい。

キーワード：　中日両国　幼稚園教育　教育理念　相違点

目 次

摘要……………………………………………………………Ⅰ

要旨……………………………………………………………Ⅱ

はじめに…………………………………………………………1

第一章　中国における幼稚園教育………………………………2

　　1.1　中国幼稚園教育の理念と特徴…………………………………………2

　　1.2　中国幼稚園教育の現状と問題点…………………………………3

第二章　日本における幼稚園教育………………………………………6

　　2.1　日本の幼稚園教育の理念と特徴…………………………………………6

　　2.2　日本の幼稚園教育の現状と問題点………………………………………7

第三章　中日両国の幼稚園教育の異同点と中国への示唆…………9

　　3.1　中日両国の幼稚園教育の共通点………………………………………9

　　3.2　中日両国の幼稚園教育の相違点………………………………………9

　　3.3　中国幼稚園教育への示唆　……………………………………………10

おわりに…………………………………………………………………11

参考文献…………………………………………………………………12

謝辞………………………………………………………………………13

はじめに

2014年1月20日、東京のある幼稚園で、子供たちが戸外で上半身をあらわにしてスポーツ活動をしたことがある。その日は「大寒」という伝統の節気で、一年中最も寒い一日と言われている。子供が寒さに耐え、体を鍛えるように、その幼稚園は毎年のこの日にこのようなスポーツ運動を行っている。このような活動は中国の幼稚園ではめったに見受けられないことである。そこで、中国と日本は幼稚園教育に対してどんな態度と政策を実施しているかを研究したいと思われる。

幼児教育は基礎教育で非常に重要な地位を占める。幼稚園は幼児教育を施行する場所のひとつとして、その環境、教師、教育内容は幼児が世界を理解し、個性を発展し、興味と創造力を発揮し、交際能力を育成するなどに深く影響を与える。

日本と中国はそれぞれ2000年、2001年で新しい幼児教育の綱要を公布した。これは中日両国とも幼児教育を重視することを表している。ただし、日本の幼稚園教育のレベルが高く、幼児教育に対する重視度が中国より高いとも言える。数年来、中国の幼稚園教育も徐々に完備されてきたが、全体から見ると、いまだに不足な点がある。

呂（2003）は日本幼稚園教育の現状、内容、教師資格などの方面から研究し、曹（2007）は中日両国の現行の「幼稚園教育指導綱要」を分析し、両国の幼稚園の道徳教育の目標と内容について比較した。石川昭義（2012）は幼稚園の教師と保護者がお互いに交流して意見を交換する必要性を検討した。

本研究では、国内幼児教育に関する先行研究の成果を踏まえ、資料収集とまとめという研究方法を用い、中日両国幼稚園教育の理念を紹介し、両国幼児園教育の現状を比較してその異同点をまとめる。最後に中国への示唆を提示する。

第一章．中国における幼稚園教育

1.1　中国の幼稚園教育の理念と特徴

現在の中国の幼稚園教育は「幼児の創造力を高めることに重点におく」ことを理念とし、「社会教育における労働教育と情操教育を重視して、幼稚園ゲームが社会関係の中での教育作用を強調する」という特徴を持っている。

創造力は、知識と能力を総合的に表したものである。幼児期から創造力を育成していくのは一人の未来に非常に大切なことだと思われている。中国の現在の幼稚園教育も主にこのような教育理念に基づいて行われている。しかし、中国の幼稚園教育は比較的に遅くはじめられており、このような先進的な理念もここ数年来の教育改革の結果で、その実行にはまだ多くの問題が存在している。とくに経済が未発達地区では、受験を目指して、昔の「詰め込み式」の理念を持っている幼稚園がたくさんある。そしてこの考えを抱える教師が幼児の興味を考慮せず、人に応じた教育をやり遂げていない。

中国は長い歴史がある農業国家であり、伝統と美徳が伝承されてきた。このような大きい背景あるいは環境の下で、中国の幼稚園教育は労働教育と情操教育などを重視してきたが、日本の幼稚園教育はこれほど重視されなかった。まず、労働教育の面では、今現行の「幼稚園教育指導綱要」に「幼児が自分自身で家族と自分に関係があるあらゆる業種の人々の労働を理解するように導き、労働者への熱情と労働成果への尊重の気もちを育成する」と書かれている。これは子どもの労働への感謝の気持ちの育成及び自立能力を育成するのに役立つ。

それから情操教育の面では、これは中国の伝統の美徳と分けられない。情操教育は両親、年長者、先生を尊敬すること、仲間に遠慮すること、そして集団、故郷、祖国を心から愛することなどを提唱している。とくに愛国主義教育の方面で、「幼児が祖国文化の美しさを感受できるようにまた、故郷の変化と発展を感受できるように導き、幼児が故郷と祖国を愛する感情を生み出す。」という内容が「幼稚園教育指導綱要」に書かれている。これは幼児の健全な人格を育成することができる。また、単なる知力の面で優れた人を人材とは言えない。知識はあるが、道徳が足りない人は、社会に想像できない危害をもたらすと思われる。

遊びは子どもの天性として、体、感情、個性などの成長と発展を促進することができる。1989年試行した「幼稚園規程（草案）」では「ゲームを基本的な園内活動にする」としている。これは、ゲームをすることが幼稚園教育における重要性を意識したからである。　　　

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