日本校服文化研究

 2022-04-10 22:04:56

论文总字数:12939字

摘 要

日本是一个注重组织集体性和保守性的国家,基于此特性校服文化在明治维新前后在日本得到广泛确立并发展。但是随着日本社会自由、民主意识的觉醒,校服文化不但没有消失反而发展更加壮大。在此背景下仅以集团意识来解释校服文化盛行的现象未免有失偏颇。校服最初被视为是一种具有强化集体意识、弱化个性自由的工具,自19世纪60年代校园纷争以来,日本人要求人权、自由的思想开始觉醒,一场要求校服自由化的校服革命随之兴起。从此日本校服开始走向多样化、个性化。随着大众传媒的发展,“女高中生制服”作为一种时尚潮流开始在世界范围内掀起一阵“制服热”。本研究表明:日本学生制服“强化集体意识”“规制”等的功能逐渐弱化,反而发展成为了彰显日本年轻人青春靓丽、个性自由的一种文化符号。

关键词:日本,制服,社会心理,集团意识,个性化,时尚

要 旨

日本は集団的で保守的な性格を持つ国であり、この特徴に基づいて、明治維新前後に日本で制服文化が広く確立され発展してきた。 しかし、日本社会の発展で芽生えた自由と民主の意識は、学校制服文化にダメージを与えるどころか、かえって一層発展させたのである。このような背景の下では、単なる集団意識をもって学校制服文化の流行を解釈するのは説得力を持たないと思われる。1960年代の学校紛争から、日本人は人権と自由を重視し始め、学校制服の自由化を目指す学生制服の革命が始まった。それ以来、日本の学校の制服は多様化と個性化へと発展していく。マスメディアの発展に伴い、ファッショントレンドとしての「女子高生制服」が世界で「制服ブーム」を起こした。日本の学校制服における「集団意識の強化」及び「規制」の機能は徐々に弱まっているが、代わりに日本の若者の若さと個性を強調する文化的シンボルになったことが本研究によって示されている。

キーワード:日本、制服、社会心理、集団意識、個性化、ファッション

目 次

はじめに 1

第一章 日本の学校制服文化の概況 2

1.日本の学校制服の歴史 2

2.日本の学校制服の現状 2

2.1 学校制服の普及 2

2.2 学校制服の種類 4

3.学校制服文化と社会心理 5

第二章 現代日本における学校制服文化の変遷 7

1.日本の文化製品における学校制服要素 7

2.日本のファッションにおける学校制服 8

第三章 個性化教育と日本の「学校制服革命」 10

1.日本の「学校制服革命」 10

2.学校制服における個性的な要素 11

おわりに 12

参考文献 13

謝辞 14

はじめに

学校の制服に関しては、これまで多くの研究がなされてきた。その成果、大きく二種類分けることができる。一つは、制服の歴史を主に近代化と関係づけてたどる研究であり、もう一つは、現在着用されている制服の実態調査や教員と生徒の意識調査の研究である。本論文は学生制服の歴史をたどることに基づいて日本人の考えの変化を詳しく考察する。

近年の「なんちゃって制服[1]」の普及からも分かる通り、生徒は学校制服を積極的、肯定的に受容している。また、2000年以降、かつて自由服或いは標準服であった高校の再制服化が進んでいる。ここから現代には制服を受容する向きがあることがうかがえるが、だからこそ制服とは何かを再考する必要があると考える。そこで、制服を着用することの意味を真っ向から問った事象として、高校紛争前後の制服自由化に着目する。制服に関する歴史研究を概観したところ、そもそも制服自由化の動向というものを詳細に追ったものは少なく、制服に反対する論理も単調にしか描かれていない。学校制服は、成長期にある者たちが一定の期間にほぼ毎日着用する重要な衣服である。本論文では、1960年代の「制服革命」を整理することから学校制服の自由化を研究したものである。

日本の学校制服文化の概況

1.日本の学校制服の歴史

明治維新前後、学校制服に関する規定は特になかったが、個々の塾によって、門人の服装は明らかに異なっていたのである。

明治時代後期になると、運動する時に動きやすく機能的であるとして、洋式の制服が次第に定められていった。男子の制服は、当時の国家主義的風潮と、縫製の容易さから詰襟型の上衣と軍隊式の制帽の組み合わせが主流だった。

大正から昭和にかけて旧制中学校(男子)や高等女学校に進学する人が増え、さらに既製服産業の発達により洋服が庶民にも普及し始めると、それまでエリート学生やおしゃれ女学生の専有物だった学校制服は次第に大衆化していく。皆が同じものを着ることが「平等」ともつながり、貧富の差を隠すといった意味合いも制服に期待されるようになる。

第2次世界大戦後、学校制服の存続が危ぶまれたのは、1960年代末から70年代初めに学園紛争が起きた時代である。このとき管理教育の象徴として制服が批判され、制服を廃止したり自由化したりする学校が出てきた。しかし、制服廃止の動向は都心の一部の学校に限られ、制服が全廃されることはなかった。80年代後半になると、詰め襟学生服・セーラー服からブレザーへと制服のデザインを変える学校が現れる。次第に制服のデザイン性も多様化し、それにともない制服の評価も好転していき、現在に至っている(難波,2012:92)。

2.日本の学校制服の現状 

2.1 学校制服の普及

カンコ―制服会社は2012年全国で1225名の20歳以上の人を対象にアンケート調査を実施した。その1225名の人の中に、学生時代に制服を着用していた人は95.5%を占める。[2]この調査結果から、今日本では制服普及率は依然として非常に高いということがわかった。

このアンケートによると、「着用していた制服の印象」について、「とても良い」(12.8%)と「まあ良い」(39.6%)を合わせると全体の5割以上が良いと回答している。よかった理由としては「毎日着る服を考える必要がない」、「おしゃれにお金がかからない」、「気分が引き締まってよい」などの意見があるが、「動きにくいし、洗いにくい」、「1着しか持っいないため洗濯があまりできず、衛生的でない」、「かわいくなかった」などの不満の声も聞かれた。

表 1学校制服の着用状況

中学校、高等学校の制服が全国的に導入されているのとは対照的に、小学校の制服は導入する地域としない地域が偏在している。東日本、九州北部、南西諸島の公立小学校は私服登校の学校が多いのに対し、関西(特に大阪市内と大阪府南部で、他に滋賀県の北。東部と南西部、奈良市内を除く奈良県全域、和歌山県の北部と西部で和歌山市内以外)、北陸地方、瀬戸内地方、九州の中南部、東京都区部の東部[3]では制服が導入されている学校が多い。なお、男子生徒への丸刈り強制も九州地方に多い。

但し、同じ市町村にあっても制服の学校と私服の学校が混在するケースは少なくない。また上記での地域はあくまでも一例であり、茨城県水戸市のように関東にありながら4割近くの小学校で導入しているケースや、山梨県甲府市のように9割[4]近くの小学校で私服登校が可能だが、少数ながら制服を導入している学校(学校放送の『虹色定期便』で舞台となった富士川小学校など)があるケースも存在する。逆に京都市や兵庫県神戸市、大阪府枚方市のように関西にありながら、ほとんどの小学校で私服登校が可能なケースもある。

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